記憶はあのころの歌とともに

 お互いがお互いの背中を押す というのは物理的にはできないことでしょうけど 言葉や表情だったらできるんだなって......

 ミナちゃんって あんまり人付き合いに執着がないというか 卒アルなくしちゃってたり 聞きたいことある友だちにも久しぶりって言われるぐらいですし 大野さんのご主人にご挨拶もめんどいって思ってますし(笑 

 でも 大野さんにはどうして会いたいって思ったんだろうな......ミナちゃんに聞いても わからへん って言われちゃうかもしれませんけど 無意識かもしれないけど 自分の絵を褒めてくれた人で あの時自分が好きだったことを褒めてくれた人だから覚えていたのか この曲も その頃の大野さんが歌ってた曲だから記憶に残ってたのかな 大野さんとも特に仲が良かったというわけでもないけれど でも 自分の絵を褒めてくれたことは覚えていて この曲を聴いたことで いろんな記憶のパーツが繋がって思い出せて

 ......なんてのは考え過ぎですかね だってあの頃を思い出して話してる二人はこんなにとっても楽しそうで......!きっと大野さんに会わないままだったら ミナちゃんこんなに楽しそうに笑わなかったんじゃないかなあ

 

 ミナちゃんが帰るとき 大野さんが歌ってくれてよかった 毎日歌ってるって言ってくれてよかった あのとき大好きだったことを いまでも大好きなんだって 続けてるんだって それはきっとミナちゃんにも伝わったと思うし きっかけを作ってくれたんじゃないかな......

 今回こうやって逢えて また遊びに来て って話したけど きっとこれからもそんなに何度も会ったり それほど仲良くしたりはしないんじゃないかなって思う でも きっとこの曲を耳にしたら ミナちゃんは大野さんのことを 大野さんはミナちゃんのことを思うんじゃないかなって 今何してるやろ って思うんじゃないかなって それは いつも一緒だったり いつもお互いのことを考えてたりとは違うけど とっても素敵な関係だと思うのです 焦がれてどうしても逢いたくなる というようなものではないと思うのですけど こうやって お互いがずっとそれぞれのココロの中に在り続けるような そんな関係はとても素敵だと思うのです......

 今度会うときは ミナちゃんが描いた絵を まんがを大野さんに読んでもらえる時だといいなあ そして 大野さんに会ってから 大野さんと話してから また始めようとしたんだって伝えられたらいいな その時もまた大野さんは歌い続けてくれてるといいな ギターまた弾いてたりするといいな なんて

 歌 って 生きてるといろんなところで記憶とともにあって 聴くと あのとき あんなふうだったな って思い出すトリガーになったりしますけど 今日も ひょっとしたら 世界のどこかでこんな再会をしている二人がいるのかもしれませんね......

 お互いの距離感や存在感がとても心地良いお話でした......読ませて頂いてありがとうございました。

 でもあのアンケートから読ませて頂けるまであっという間で......U-temo先生はやっぱりすごいなって思います。これからも私たちファンを楽しませて頂けると嬉しいです......!

 やっぱり U-temo先生のまんがが 好きなんだー