なつが くるたびに

 U-temo先生の新作「ゆめうつつ、なつ」が公開されました!二か月ぶりのU-temo先生のまんがだ......!昨日ちょこっとついったにあげてらしてからもう楽しみで楽しみで......!

 

 読ませて頂いて いろんな気持ちになって 相変わらずうまく感想は書けないのですけど

 確かに 先輩はあゆみさんが作り出した幻覚だったのかもしれないですけど でも 先輩も確かにあゆみさんのことをたいせつに想っていて このままのあゆみさんをほっておくことができなくて現れた って考えたりもしたいな...... 先輩はやさしく笑ってるだけではなくて 笑顔の奥できっとちゃんと今でもあゆみさんを好きだと思うので あゆみさんが自分の気持ちを先輩に 言葉にして 伝えるのを聞いて そしてちゃんと先輩がもういないんだっていう現実と向き合って 前に進むために 背中を押しに現れてくれたのかもしれない なんて思っちゃだめかなあ......ちゃんとあゆみさんの想いも先輩に伝わってるといいな 

 ごめんね・・・ありがとう っていう先輩の表情は いつもとおんなじ やさしく微笑んでる表情だったのかな

 そんなふうに思う気持ちと

 このまま 先輩のことを好きだっていう気持ちに気付かないふりをしていれば 先輩の幻覚はずっとあゆみさんの前に現れてくれたんじゃないかと思うのに それより ちゃんと自分の気持ちに気付いて 伝えて 前に進むことを選んだのは どうしてなんだろうって最初は思ったのですけど

 戻る?戻らないよ・・・ っていう言葉に 気づけなかったこと 伝えられなかったことに対する後悔と ちゃんと自分の気持ちと向き合おうっていう決意が感じられて 強いなって思いました

 先輩のことを好きだった気持ち ずっとずっと忘れないでいてほしい 生きているときに気付けなかった 伝えられなかったこと ずっと悔やんで 苛まれていてほしい

 そして もし 誰かに伝えたい言葉があれば ちゃんと伝えて 過ごしていってほしいなって思いました

 夏は あゆみさんにとって 特別な季節になったんでしょうね......これからも 夏が来るたびに。

 先輩はこんなこと考えてるかも あゆみさんはこんなこと考えてるかも って二人の視点でいろいろ考えてしまって......でもうまく重なり合う気持ちになりきれないのは 今となってはもうお互いの気持ちが届かないからなのかな なんて思ってしまうと せつなくなっちゃうのですけど せつなく さみしく感じさせて頂けるところも好きです

 お話も素敵なお話だったのですけど 表現もいいなあって

 先輩は私が好きだ 先輩は私が好きで 私は 私も 私は先輩が好きだった って移り変わるモノローグが詩的で素敵だなって感じました......先輩は私が好きだ と 先輩は私が好きで が繰り返されるのもどんどん心に響いてくる感じがして好きです......

 本当素敵な作品読ませて頂いてありがとうございます......!季節もぴったりで 私は夏になると......8月下旬ぐらいになると聴きたくなる曲があるのですけど この「ゆめうつつ、なつ」もこの時季になると思い出す作品を読ませて頂けたなって思います。

 素敵な作品読ませて頂いても こちらからなんにもできないのはやっぱり心苦しいですね......本当は もっともっとU-temo先生の作品読みたい!って大声で言いたいのですけど U-temo先生のプラスになることができないので......いっぱいこの気持ちためておいて いつかお返しできる時が来たらいっぱいお返ししたいです......!