信じればそれが魔法

 札幌では今日がコミックジーン10月号の発売日なのです。でも今日はお仕事なので......でもU-temo先生から来月で最終回です っていうお話もありましたし いつも以上に早く読みたくって、お昼休みに本屋さん行って なんかいつも以上に厚いな!って思いながら買って 読みました・・・結果としてはもう午後からの仕事なんて全く手につかないという・・・

 大魔法使いなんです・・・よね?はFINAL MAGICです

 エンディングは来月号なので それまで感想は書かない方がいいのかもしれないのですけど でも今思ってること書かないと私 ぱーんって壊れちゃいそうなので今月号読んで感じたことを書きます

 「呼吸」「欲しいのは君」の二つのお話は、きっと最終回のお話聞いてなかったらちょっとした違和感だけで読み過ごしていたかもしれないのですけど やっぱり もうこの時点で大魔法使いさんがどこかにいってしまうような予感が感じられて......いつもだったら もうミユキくん大魔法使いさんが欲しいです!って言っちゃえ!! って思うぐらいだったと思うのです

 「サンダーボルト」はすっごくテンポが良くって楽しくって エプロン姿の大魔法使いさんかわいいなあって

 「ありのまま」は「Free Style」で大魔法使いさんのこと綺麗ってミユキくんが言ったの思い出しちゃうし

 「サービス」はいいなあすっごくおいしくなりそう!!......でもきっと いなくなっちゃう前にツケを全部返すのにいっぱいバイトしてるんだろうなって

 「めまい」はミユキくんのこと お別れする前にいっぱい見ておきたかったからくるくるなっちゃったのかな って

 「猫になりたい」は ミユキくんも猫みたいに 無責任に大魔法使いさんに甘えたいって そばにいたいって 猫だったら こんなふうに大魔法使いさんがいなくなっちゃうような予感を感じないでいられるのかもしれない そんな感情を抱かないでいられるのかもしれないって思ったのかな

 「歩き出せ、クローバー」は ミユキくんが魔法使わないって言ったのは 手伝って それだけ早く見つかったら大魔法使いさんとの時間がそれだけ短くなってしまうからで 少しでも長く一緒にいたいからかな って

 「存在」「真実」は 大魔法使いさんが これまでのミユキくんと過ごした時間を確認しているようで 二人とももうこのあと何が起こるのかをわかっていて 受け入れてるようで

 「喪失」は この日ドアを開ける時 この部屋に来るまで 朝起きて 学校に行って 学校にいる間 ミユキくんどんな気持ちで過ごしてたんだろうって

 「ありがとう」を読むと ミユキくんは全部理解して 受け入れたのかなって思う

 こうやって読んでいると 先月号の楽しかった海や温泉も 大魔法使いさん最後の思い出作りだったみたいで 先月号の最後ちょっとミユキくんに冷たい感じだったのも 楽しいばっかりだったら別れるのが辛いからちょっと突き放したのかなって思ってしまったり 広島に帰ったのは帰省っていう意味合いだけじゃなかったのかなあ って

 「しるし」 で大魔法使いさんが書いた相合傘は......大魔法使いさんどんな気持ちで どんな表情で書いたんだろうって思ってしまいます お別れするの絶対辛いと思うし こう書くことで小さくてもいいから 本当に魔法が使えたら って思っんじゃないかな 

 この相合傘見つけるのと 見つけなかったのだったら お話は大きく変わってくるような気がするので ミユキくんが見つけてくれて良かったなって思うし 見つけられたのは きっと魔法がかかってたからだと思うのです

 いままで大魔法使いさんがミユキくんにかけていた魔法は ミユキくんは魔法をかけてもらえてた って気づいたんだと思うのですけど きっと大魔法使いさんもミユキくんに魔法をかけ返してもらえてたって思ってると思うのです これまではそれが大魔法使いさんからだっただけで......

 今度はミユキくんから大魔法使いさんに魔法をかけてあげる番だと思う いままでずっと大魔法使いさんの魔法見てきたから もう魔法の使い方わかってる・・・よね? 「明日は今日ではない」んだから 今日大魔法使いさんがそばにいなくても 明日は魔法で変えることができると思うのです がんばれミユキくん!!

 お仕事中はがまんできてたけど やっぱりこうやって感じたことを書いてると涙出てきちゃう......またU-temo先生に泣かされた!もう!! でもなくのすきだからいいや......本当U-temo先生の描くまんがは突然心をわしづかみにしてくるので油断なりません......

 大魔法使いさんが魔法を見せてくれる時 私もまたU-temo先生に魔法をかけられているのだと思うのです

 来月号 どんな魔法をかけてもらえるのかな......楽しみにしていいんです・・・よね?