禍福は糾える縄の如し

 「ほんの小さな幸せをきっと君は奇跡だという」を買って読みました。

 この本のことも 作者の猫とろさんのことも 全く知らなくって とらのあなに行ったら背差しで新刊の中に置いてあって。なんとなく手に取ってみて ちょっと気になるなって思いながら買ってみようかどうしようか、って裏返してみて 裏表紙側の帯に書いてある言葉を見て 帯の言葉の後半は本当私のことだなあ って思ったので買ったのでした。帯の言葉の前半は読んで頂けてるかどうかわかんないのでどうなんだろうって今でもわかんないのですけど

 読んで いろいろ感じるものがありました

 感じることができるのが嬉しいな って思います 一年ちょっと前の自分だったらこの本買ってなかったし 感じるものもそんなに無かったんじゃないかなって思います。

 禍福は糾える縄の如し という言葉がありますけど 私はあれってあんまりそうは思わないというか もしそうならもうちょっと私の人生良い事あっていいんじゃね って思っていて(まあ自分がしあわせ感じる回路弱いだけで 本当は自分が感じてるよりしあわせなのかもしれないけど)

 

 でも 誰かをすきになる っていうのはそうなんだろうなって思ったり。

 一緒の時を過ごしてしあわせだったら その分別れる時が来たら悲しいんだろうし

 いっぱい想って 苦しい時間を過ごして その想いが叶ったらすっごく嬉しいんだろうし

 その人のことを考えてしあわせな気持ちになっても 想いが届かなければすごくさみしいんだろうし

 すきになるって うれしいとかなしいが表裏一体で存在してるんじゃないかなって思うのです

 この本を読んで いつか泣く時が来たらいっぱい泣けるように 今の気持ちはご迷惑を承知で大切に持っていようと思ったのでした。

 本当に最近何事もなく感じていたものにいろんな色がつくようになったというか 今になって改めていろいろ感じるものがいっぱいあったりします 昨日ラジオ聴いてたらアゲハ蝶流れてきて・・・ああこれまんま今の自分だ って思ったりした次第 ぱたり