もののけそうのにーとども さんかんをよんで
１ねん３くみ いむら みずね
ぼくは、なつやすみに「もののけそうのにーとども
３かん」をよみました。
このかきかたをつづけると、すごくよみにくいので
ふつうのかきかたにもどします（あきらめがはやい
最終話は甘粕さんが戻って来ていて・・・しかも
高野さんの部屋にただいま、って帰って来て。高野さんも
それをおかえりなさい、って迎えて。部屋には歯ブラシが
2本並んでいて。ああ甘粕さん頑張ったんだあ、って
すごく嬉しくなってしまいました。
あと個人的にはジュリちゃんが元気で、萌ちゃんと
仲良くしてるのが嬉しくって。32話でふっといなくなっちゃった
ジュリちゃんがどうなっちゃったんだろう・・・ってすっごく
心配だったのですけど、姿は見えなかったけど
萌ちゃんの口からジュリちゃんのお話が出てきたので
すっごくすっごく嬉しかった・・・！
32話の後で、萌ちゃんとジュリちゃんが再会した時に
どんな風に再会したのかな、なんて思ってしまいますね。
先月からtwitterでは最終話最初の1ページだけ
公開されていて。えっ高野さんあんなに元気に
萌ちゃんの手を引いていってくれたのに！一体
どうなっちゃうんだろう、って心配していたのですが
そんなのは杞憂で・・・ここはもののけ荘なんですから。
誰かが元気無くしてたら、誰かが来てくれるのです。
そんなことも忘れて心配していた私ってば・・・と
思ってしまったり。
最終話、ではあるのですけど。
「もののけ荘最終話、良かったな・・・」
「ああ・・・でもやっぱり終わっちゃうのは寂しいぜ・・・」
「お前達・・・これが本当に最終話だと思ってるのか・・・？」
「ど・・・どういうことだよキバヤシ」
「最終話をひらがなにしてみろ」
「最終話・・・さいしゅうわ・・・さいしうわ・・・さんしいわ・・・
34話・・・ま・・・まさか！」
「そう！これは最終話ではなく34話！！これからの話は
俺たちの心の中で続いていくってことなんだよ！！」
「「な、なんだってー！！」」
「これは古代マヤ文明の」
「いやそういうのはいい」
閑話休題。
全然これは終わりじゃなくって。
まだまだみんなのお話は続いていくんだって。
そう思わせてくれるお話だったので、この後のお話は
勝手にいろいろ想像してしまいたいと思います・・・きっと
それはひとりよがりなもので、U-temo先生の考えているのとは
違うのかもしれないけど。でもこのお話を読んできた
その人その人の心の中にあるもののけ荘で、お話は
きっとずっと続いていくんだって思います。
その続きのお話がまず3巻に収録の「サクラ咲く」ですよね。
こちらではジュリちゃんも登場・・・
真弓ちゃんの「どうやって！？」のところは笑った・・・
今までもののけ荘読んできた中で一番笑った・・・！
真弓ちゃん合格して良かったね！っていうのは
もちろん嬉しかったのですが、お話の最初の
真弓ちゃんの合格を知った時の甘粕さんの優しい
笑顔がすごく印象的でした。
3巻は他にもカラーのジュリちゃん見れて嬉しかったり、
ジュリちゃんと甘粕さんってあの時出会ってたんだ！って
いうのにびっくりしたり。
そして何よりカバー裏ですよね！
甘粕さんが・・・甘粕さんでした！！（笑
もう何してるんですか！って思う一方で
いつも通りですごく安心してしまったり。
ちょっと恥ずかしそうな高野さんがすっごくかわいい・・・
甘粕さんを見ていると、萌ちゃんの
「変わらないものなんてないって言ったけど
変わらないものもあるんだね」っていうのを感じます。
変わらないけど、進んでいくんだと思うんだ・・・
大切な作品になりました。この気持ちはきっと、
絶対変わらないものになると思います。
今は正直、34話と3巻を読んで充実した気持ちが
ある一方で、もうもののけ荘読めなくなっちゃう・・・
っていう喪失感がだんだん出てきてしまっているのです。
だからU-temo先生が今度はどんなお話を
聞かせてくれるんだろうって。それを楽しみにして
いきたいなあ、って。
ゆうてもせんせい、おはなしきかせて！って
子どもがお話聞かせてくれるのを楽しみに待つような
そんな気持ちで待ちたいな、って思います。
帯の折り返しにファンレターの宛先が出てたので
送ってみようかな そうすれば何か変わるかな って
思ったり。です。
